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【姫革細工】クラシカルな文様を、モダンに再現。新柄・金唐花鳥発売!

吉祥のシンボルが散りばめられた、クラシカルな文様を洗練されたモチーフに。

クラシカルだけど新しい。ノーブルだけどカジュアル。洋風でもあり和風でもある。そんな不思議な魅力を秘めた、和遊苑オリジナルの『金唐花鳥(きんからかちょう)』柄が、7月より発売となりました。

ちょっぴりノスタルジックな、気持ちも優しくなるピンクと、爽快感のある軽やかなブルーの2色からお選びいただけます。

モチーフの原案、金唐革紙とは?

「金唐革(きんからかわ)」とは、欧州の宮廷や教会などで、壁掛けや椅子の背張りとして使われていた革細工のことです。この金唐革が江戸時代の日本に輸入され、武具や馬具、煙草入れなどの奢侈品に加工されて大名や豪商に愛好されていました。

これから着想を得て、日本の職人たちが試行錯誤の上、革の代わりにえのき油を引いた強化和紙(擬革紙)を開発し、これに木型で型押しをして彩色を施したのが「金唐革紙(きんから・かわかみ)」です。

開国後、欧州の万博で好評を博した金唐革紙は、輸出による外貨獲得を目指す大蔵省印刷局により改良が重ねられます。西洋だけでなくオリエントの意匠を採り入れた豪華なモチーフが人気を呼び、20世紀初頭まで欧米に盛んに輸出され、宮殿などの内装に利用されました。

国内でも、旧岩崎邸など各地の名士の邸宅や、銀行などの建造物の内壁を彩りました。今でも、これらの建物の室内には復刻された金唐革紙の壁紙があしらわれています。

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往年の邸宅を彩る創意工夫の結晶~金唐革紙

このような工芸資産も、現代の日本では意外と知られていないものです。当店では、金唐革紙の美しさを一人でも多くのみなさまに知っていただきたく、その美しい文様を現代的なモチーフと色使いで姫革細工にあしらいました。お届けする商品が、過去と現代の職人たちの美意識と心意気をお伝えできましたら幸いでございます。

金唐紙研究所さま復刻の金唐革紙の例

様々な金唐花鳥アイテムを取り揃えております!

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